オレ・イヴァ・ロヴァス2 高校卒業後から自閉症児治療の始めまで

1947年 高校卒業後、ロヴァスは18か月間ノルウェー空軍に勤務しました。
最初の勤務はノルウェー南部のアウスト・アグデル郡にあるトロモイ島での衛生兵で
した。
ロヴァスはしばしばバイオリンを持っていき日が暮れるまでバイオリンを弾いていま
した。
その後、2つの空港での任務を終えて除隊ました。

1950年 軍での勤務を終え、ロヴァスはアメリカ合衆国アイオワ州デコーラにあるルーサー・
カレッジにバイオリンで音楽奨学金をオーディションによって獲得して入学しまし
た。
奨学金の獲得にはノルウェー空軍での衛生兵訓練コースに所属していた事が助け
になりました。
ルーサー・カレッジは1861年にノルウェーから移民によって創設されたルーテル教
会系のリベラルアーツカレッジです。
ロヴァスは、わずか1年でルーサー・カレッジの社会学学士号を取得しました。
1年で学士号を取得するために睡眠時間は3~4時間でした。

1951年 ワシントン大学の大学院生として入学して臨床心理学の研究を始め、1958年まで在
籍しました。
在学中は生活のためにシアトルにあるホテルの受付係の仕事や、ピネル財団で臨床訓
練の仕事をしました。
ピネル財団ではフロイトの精神分析に取り組んでいました。
その頃に精神科看護師のベリル・J・スコレス(Beryl・J・Scoles,1926~2015)に
出会いました。
ベリル・J・スコレスは、1951年にピッツバーグで看護教育の学士号を取得し、ワ
シントン大学で看護学の修士号を取得、1953年に博士号を取得した女性です。
その後1986年にUCLAから教育心理学の博士号を取得しました。
彼女の仕事は、ルーサー・カレッジで看護プログラムを指揮し、約20年間スタッフ
開発のスーパーバイザーとして、またロサンゼルスの少年刑務所でのサポートもし
ました。

1954年 ワシントン大学で修士課程を修了しました。

1955年 ベリル・J・スコレスと結婚し、ランディマカフィー(Randimakafi),リサロヴァス
(Lisa Lovaas),カリコール(Kari Cole),エリックロヴァス(Erik Lovaas)の4人の
子どもをもうけました。
ベリル・J・スコレスは、ロヴァスとの結婚後も、フルタイムで働いて博士号を
取得しながら4人の子どもを育てました。
また、公民権や人種差別、男女差別そして刑務所改革を主張していました。

1958年 ワシントン大学で博士課程を修了し、1961年までワシントン大学児童発達研究所で
行動療法で小児期障害の治療を開発したシドニー・ウィリアム・ビジュー教授
(Sidney William Bijou,1908~2009) とドナルド・M・ベア(Donald・M・ Baer,
1931~2002)の下で1961年まで代理助教授を務めました。
ロヴァスはここで初めて行動分析を学び、そこには著名な心理学者に応用行動分析で
タイムアウトを開発したカンザス大学元教授モントローズ・マディソン・ウルフ
(Montrose Madison Wolf,1935~2004)、アラスカ大学心理学名誉教授トッド・
M・リスレー(Todd・R・Risley,1937~2007)、カンザス大学教授ジェームズ・
A・シャーマン(James・A・Sherman)がいました。

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