1979年 リチャード・グレゴリー・ナン(Richard Gregory Nunn)とS・E・フランツ(S・E・
Frantz)と共同で、「Comparison of regulated breathing versus abbreviated
desensitization on reported stuttering episodes(報告されている吃音エピソード
に対する調節された呼吸と短縮された脱感作の比較)」を(Journal of Speech and
Hearing Disorders(言語聴覚障害ジャーナル)に掲載しました。
1980年 フロリダ州ローダーデールのノバサウスイースタン大学(Nova Southeastern
University:NSU)の心理学教授になり2010年まで務めました。
発達障害を持つ個人と行動療法に関するフロリダの政策ガイドラインを著しました。
ビクトリア・A・ベサレル(Victoria・A・Besalel)と共著で「Job Club Counselor’s
Manual:A behavioral approach to vacational counseling(ジョブクラブカウンセ
ラーズマニュアル:職業相談への行動的アプローチ)」と「Overcorrection(過矯正)」
を出版しました。
リチャード・グレゴリー・ナン(Richard Gregory Nunn)、S・E・フランツ(S・E・
Frantz)と共同で、「Habit reversal versus negative practice treatment of nail
biting(爪を噛む習慣逆転対ネガティブプラクティス治療)」をBehavior Research
and Therapy(行動研究と治療)に掲載しました。
リチャード・グレゴリー・ナン(Richard Gregory Nunn)、S・E・フランツ(S・E・
Frantz)と共同で、Habit reversal versus negative practice treatment of nervous
tics(神経性チックの習慣逆転対ネガティブプラクティス治療)をBehavior Therapy
(行動療法)に掲載しました。
リチャード・グレゴリー・ナン(Richard Gregory Nunn)、S・E・フランツ(S・E・
Frantz)と共同で、「Treatment of hair pulling(trichotillomania):A comparative
study of habit reversal and negative practice training(抜毛治療(トリコチロマニ
ア):習慣逆転とネガティブプラクティストレーニングの比較研究)」をJournal of
behavior Therapy and Experimental Psychiatry(行動療法と実験精神医学ジャーナ
ル)に掲載しました。
1981年 サザンイリノイ大学リハビリテーション研究所の助教授として1995年まで務めま
した。
ビクトリア・A・ベサレル(Victoria・A・Besalel)と共著でPositive practice(ポジ
ティブプラクティス)を出版しました。
1984年 国立心理学アカデミーに選出されました。
1986年 ロバート・W・シッソン(Robert・W・Sisson)と共同で「Family-member
involvement to initiate and promote treatment of problem drinkers(問題のある
飲酒者の治療を開始し促進するための家族の参加)」を発表しました。これは、アル
コール依存症患者とその家族の治療プログラムに関する内容のものです。
1989年 国立薬物乱用研究所(National Institute on Drug Abuse:NIDA)と国立衛生研究所
(National Institute of Mental Health:NIMH)から補助金を受けて、少年の不良行
為や麻薬の使用に対処するための家族行動療法(Family Behavior Therapy:FBT)を
開発しました。
1992年 ピーターソン(A・L・Peterson)と共著で「An evaluation of behavioral
treatments for Tourette syndrome(トゥレット症候群に対する行動療法の評価)」
を出版しました。
これは、トゥレット症候群を対象に、自己モニタリング、リラクゼーショントレーニ
ング、習慣逆転法を行い、それぞれの有効性を評価しました。その結果、自己モニタ
リングで44%、リラクゼーショントレーニングで32%、習慣逆転法で55%が減少
し、3つの治療法はすべてトゥレット症候群の行動療法において有用性があると示さ
れました。
1993年 アメリカ心理学会よりレイモンドキャッテル心理科学応用賞を受賞しました。
1997年 行動療法および認知療法学会より生涯達成賞を受賞しました。
1998年 行動療法の進歩のための協会より、生涯達成賞を受賞しました。
ビクトリア・A・ベサレル(Victoria・A・Besalel)と共著でPositive practice:Self-
correcion and overcorrection(ポジティブプラクティス:自己矯正と過矯正)を出版
しました。
2001年 メキシコ行動分析学会より、行動分析への優れた貢献賞を受賞しました。
2003年 カリフォルニア行動分析協会より行動分析への優れた貢献に対する年間賞を受賞し
ました。
2004年 ニューメキシコ大学心理学科よりQuad-L賞を受賞しました。
2010年 教授を引退して、ノバサウスイースタン大学名誉教授になりました。
2011年 ノバサウスイースタン大学で初めて人類を向上させた研究への貢献として「生涯達成
賞」を受賞しました。
スウェーデン行動療法協会主催の基調講演をしました。
ブラッド・ドノヒュー(Brad Donohue)と共著で「Treating dolescent substance
abuse using family behavior therapy:A step-by-step approach(家族行動療法を
用いた思春期薬物乱用の治療:段階的アプローチ)」を出版しました。
2012年 行動療法および認知療法学会、特別利益団体よりTrailblazer賞を受賞しました。
2013年 フロリダ州ポンパノビーチ(Pompano Beach)のブロワードヘルスノース病院
(Broward Health North hospital)にて癌の合併症により82歳で亡くなりました。
David Azrinの話によると、「私の父の功績の裏には、世界をより良い場所にしたいという強い願望がありました。」
「父は、人々の生活をよりよくするために、人々の生活のあらゆる側面に行動原則を適用したいと考えていました。」と述べています。
また、アズリン博士はダンスが好きでした。
週末の夜にラウダーデール・バイ・ザ・シー(Lauderdale by the Sea)というホテルでダンスをするのは知られていました。